朝ごはん
4月から新年度がスタートしました。新しい生活を迎えたことをきっかけに、それまでの習慣を見直したり、新たになにかを始めたり、新しい目標を掲げる方も多いかと思います。この時期にオススメするのが、「朝ごはんをしっかり食べる習慣をつける」ことです。朝ごはんは1日の活力源であることは多くの方がご存じでしょうが、それが体によいとわかっていても、毎日実行するのはなかなか難しいです。しかし、難しいからこそ、始めるタイミングが肝心です!
食べなきゃソン!~朝ごはんを食べたほうがいい理由~
朝ごはんを食べないと…
・集中力が高まらずイライラ
・体が重く、だるさや疲労感が残る
・1日に必要なたんぱく質や野菜が充分にとれない
・余計な間食が増える
・昼食や夕食の食べ過ぎを招いて太りやすくなる
・糖尿病発症率が上がる(体重増加による)
朝ごはんを食べない理由として多いのは…「時間がない」
食事が用意されていたとしても、朝起きてすぐにはなかなか食べられません。体の準備ができていないためです。
→時間がなくても食欲がなくても、「1日は、朝ごはんを食べてから始めるもの」と決めてしまいましょう!
忙しい朝、初めから毎日パーフェクトな朝ごはんを目指すのは大変。1つずつステップアップして、栄養バランスを整えましょう。
ステップ1:主食(ごはん・パンなど)
朝ごはんを食べる習慣がないという人はここから。脳のエネルギー源となる糖質を多く含む主食が最優先です。コンビニでお選びになる際は、ごはんなら雑穀入りのもの、パンならライ麦パンなどを選んでいただくと、糖質をエネルギーに変える時に必要なビタミンが多く含まれオススメです。
ステップ2:主食+1品!
次はたんぱく質源となる主菜(魚・肉・卵・大豆製品)or 牛乳・乳製品をもう1品足してみましょう。
ステップ3:主食+1品+もう1品!
さらにビタミンの供給源となる副菜(野菜、芋、海藻、きのこを主材料とする料理)or 果物を1品足すと、栄養バランスも整い、満足度もアップします。
引用・参考文献:「栄養と料理」、女子栄養大学出版部、2017年5月