どのような症状を自覚した時に肝臓の病気を疑うか?
更新日:2013-02-12
次のような自覚症状は、肝臓病の存在を念頭に置くべき重要な兆候です。
★全身倦怠感…『最近疲れやすくなった』『仕事をする意欲がなくなった』『以前に比べて根気がなくなった』『同じことをしていても、今までと妙に疲れかたが違う』などのような自覚を持つ時。
★食欲低下…『油濃いものが苦手になる』『食事時でも空腹感がない』『食後にもたれ感がある』などの食べることに関する変化。
★お酒に弱くなった…『以前よりも早くに酔いがまわる』『二日酔いが残りやすい』『酒の味がまずく感じる』『飲みに出かける元気がない』と言ったアルコ-ルに絡んだ症状。
★右脇腹が重苦しい…『ズボンのベルトが何となくきつく感じる』『背中の右側が凝る』『右脇腹を押さえると鈍痛がある』などのような腹部の自覚症状が気になる時。
★尿の色が濃い…『おしっこの黄色みが強い』と感じる時。
★皮膚のかゆみ…明らかな皮膚科領域の疾患がないにもかかわらず、体がかゆい。
★皮膚の変化…『吹き出物がでやすくなる』『肌が浅黒くなる』『化粧品や洗剤に負けやすい』『手のひらが赤い』『上半身に赤い斑点がでる』などの症状。
★眼球結膜の黄染、肌が黄色く感じる、便が灰色っぽくなる…などは、黄疸の存在を示唆する兆候
★出血傾向…『鼻血が出やすい』『青あざが目立つ』『歯茎から血が出やすい』などの症状。