HOME > 病気について > 肝臓病 > アルコ-ル性肝障害

アルコ-ル性肝障害

更新日:2013-02-12

アルコ-ルは肝臓で代謝され、最終的には水と二酸化炭素に分解されますが、その処理過程の中心的役割は肝臓が担っています。
毎日、日本酒換算で3合(ビ-ル大ビン3本)以上を5年間以上飲み続ける人を『常習飲酒家』と言い、肝障害の発生率が高くなります。
肝障害のパタ-ンとしてはアルコ-ル性肝炎、さらには脂肪肝、肝線維症、肝硬変へと進展していきます。線維化が進まない時点で禁酒すると、正常肝へ戻りますが、それ以上に進展した場合は不可逆的変化となります。
しかしながら、アルコ-ルは、多臓器障害性の高い物質で、たとえ肝硬変に進展しなくとも、膵炎、糖尿病、心臓病、アルコ-ル依存症、痴呆,あるいは痛風、高脂血症の増悪化など様々な障害をひきおこします。

Copyright(c) 2012 - 2024 浜田内科・消化器科クリニック All Rights Reserved.
Top